2008年07月18日

鼻から胃カメラ

ここのところ、胃の具合は決して悪くはないのですが、
近くのクリニックで胃薬が切れるたびにもらいに行っている状態で、
クリニックの先生からも「一度胃カメラで検査した方が・・・」と再三言われていました。
しかし、なかなか平日の休みってないしな〜〜と思っていたら、
今日は終業式。授業がないので非常勤の私は休んでも差し支えない、ということで
意を決して本日、朝9時から胃の内視鏡検査に行ってきました。

かかりつけのクリニックでは胃カメラの検査ができないので、
別の専門病院に行きました。
口からの胃カメラでかなり苦しい思いをした経験のある私は、
今回は、絶対「鼻から」と思っていたので、それができる病院を選びました。

病院ではこれまでの病歴(十二指腸潰瘍22歳、胃潰瘍27歳など)と、
これまでの経過を説明し、朝食を抜いてきた旨を伝えると、
では検査しましょう、ということになりました。
ついでにピロリ菌の検査(胃の組織を採って試薬につける)もお願いしました。

検査前、かなり丁寧に経鼻内視鏡検査について説明されました。
口からの検査に比べて、鼻からの方が患者にとって負担が少ないこと。
それは、舌根の嘔吐反射がほとんどないからであること。
検査前にきちんと処置を行うので、鼻が痛かったり鼻血が出たりすることはないということ。
そして、口からの時はとても苦しかったという私に、先生は
「今回はきっとそれほど苦しくないですよ、わたしもできるだけ苦しくないようにしますから」
とおっしゃって下さいました。


別室に行き、まずは消化器官内の泡を消してキレイにカメラに写るようにするための
液薬をコップ半分程度飲みました。
その後、ベッドに横になり、寝返りのような感じで二回転。
液薬を胃の全体に回すためです。

その後、鼻のとおりをよくする薬を噴射します。
ノズルの長い噴射機が使われました。
さらりとした液状の麻酔薬は、鼻からのど、胃へと落ちていきました。
(口から出してもよいとのことでしたが、私は出せませんでした。)

5分後、今度はゼリー状のキシロカイン(麻酔)をブニューッと鼻に注入。
これはかなり大量に注入され、かなり気持ちが悪かったですふらふら
先ほどの鼻のとおりをよくする薬は両方に噴射されましたが、
麻酔は検査する方にだけの注入でした。

カメラが入るかどうか試すためのチューブが鼻に挿入されました。
これが入らなければ、残念ながら口からの検査になるとのことでしたが、
途中少し抵抗があったものの結構すんなり入ったようでした。

内視鏡室に移動し、いよいよ検査になりました。
横向きにベッドに寝て、消化器のぜんどう運動を止める注射を右肩に打たれました。
これが、かなり痛い!!私が過去受けた注射の中で最も痛かったです。
(そういえば、口からの胃カメラの時もこの注射を受けました。)

カメラはかなり細く、直径5ミリほどでしょうか。
それが、右の鼻から入れられました。

結果から先にお伝えすると、
咽頭にも、食道にも、胃にも、十二指腸にも、現在潰瘍・がんは見当たらない
という良好な結果でした。また、ピロリ菌もいないとのこと。
ただ、食道と胃の接合部である噴門部がちょっとゆるめで、
胃酸が逆流しやすく、食道に炎症が起こりやすい状態とのこと。

あ〜〜よかったぴかぴか(新しい)











で、済んだと思ったら大間違い!!



実は、私の鼻から胃カメラ体験は、検査結果こそたいしたことはなかったものの、
その検査過程は、とてもとてもツライものだったのです。

鼻から入ったカメラが、のどにさしかかった時からそれはもうすでに始まっていました。
のどの違和感に、私の体が反応します。
突き上げるように吐き気がこみ上げてきます。
なんとかカメラの先がのどを通過するまで我慢しましたが、
食道に進もうとするカメラを止めたのは、私の嘔吐でした。
のどにある異物を飲み下そうとしたわたしののどはキュッと締まり、
締まれば締まるほど、のどにある異物を認識し、嘔吐につながるのでした。
嘔吐といっても、胃は空っぽですから、出ているものは少量の胃液や先ほど
飲み下した薬、などなのでしょうが・・・。

激しく嘔吐を繰り返す私の状態に、鼻からカメラが入ったまま、
検査はたびたび中断されました。
ちょっと落ち着くまで待ちましょうと言われていましたが、
落ち着くも何も、のどにカメラが入っている限り、私の嘔吐が続くので、
途中から先生はあきらめて、嘔吐の合間になるべくカメラを進める方針に
切り替えたようでした。
私としても、なるべく早く検査が終わってのどからカメラが取り除かれた方が
いいと思っていましたので、その方針には賛成でした。
ただ、嘔吐激しくそれを口で伝えることはできませんでしたが(-_-;)
たびたび先生は、
「飲み下そうとしないで、もう唾液も外に出して」
と注意されましたが、のどが飲んじゃうものをどうしたらいいの〜〜???
嘔吐しながら涙が出ました。

こんな状態で、検査なんかできるのか!と思いながら苦しんでいましたが、
先生は私がどんなに苦しんでも検査の手はゆるめませんでした。
まあ、こんだけキツイ思いして「検査できませんでした」では私もツライですからね。
カメラは私の嘔吐をかいくぐるようにして十二指腸まで到達し、
それから潰瘍のできやすい胃の上部に戻り、
そして、胃に空気を入れてふくらませ、胃の内部をくまなく検査しました。
この空気をいれて胃をふくらませる検査は、私の胃にはズ〜〜ンと響きました。
現在進行中の潰瘍・がんがないことを確認して、
先生はカメラを引き揚げ始めましたが、
まだピロリ菌の検査が終わっていません。
私は先生にそれを伝えようと思いましたが、
断続的な嘔吐のためにそれができません。
看護士さんが指摘してくれたので助かりましたが。
「あ、そうか。」といって、先生が食道まで戻っていたカメラを
また胃まで進行させます。また、激しい嘔吐。
胃の組織を2カ所採取する時は、さすがにちょっと痛みとも言えない感覚が走りました。

そしていよいよカメラが抜かれます。
胃から食道を通り、のどから鼻へ。
そのほんの十数秒の時間がなんと長く感じられたことか。
カメラが抜かれ、私の嘔吐も治まりました。

気がつくと、院内の看護士さん全員集まってるんじゃない?というくらい
看護士さんが周りに集まっていました。
そのうちの一人は、ずっと私の背中をさすっていて下さったようでした。
先生は、
「そえ果さん、最強ですねぇぇ。鼻からのカメラでこれだけ苦しんだ患者さんは
 当院では初めてですよ〜!苦しかったですねぇ。」
と言われました。

検査後、30分ほど休憩し(普通の人はすぐ立てるらしい)、
検査結果を聞きに診察室に通されました。

結果は先に述べたとおりですが、
先生はしきりに私の反応をめずらしがられました。

「そえ果さんほどのどの反射が強く、嘔吐するのは本当にまれです。
 異物があることを、許せないのどなんですね。
 なんかあるけど、まぁいっか、と思えないというか。
 そえ果さんは、口からでも鼻からでもダメなタイプですね。
 いやぁ、まさに最強です。
 もし次回カメラが必要な時は、もう麻酔を使うしかないでしょうねぇ。」

パソコン上に表示された私のカルテ(電子カルテ)の所見欄には、
「かなり苦しがられた。次回は○○○○で。」と書かれていました。
○○○○のアルファベットは、麻酔を使うという意味でしょうね。


かなり苦しい検査になりましたが、結果が良好であったこと、
潰瘍は完治しており、ピロリ菌もいないということ、本当に良かったと思います。
この先5年くらいはもう胃の検査はゴメンですが、
今後もこのように一つ一つ健康の不安を一つ一つ取り除いて行こうと思います(^^)

それにしてものどが痛い。
こののどの痛み、当分とれそうにないです(T_T)

posted by そえ果 at 19:32| 福岡 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 健康にあくがる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
い゛やぁーーー!コワイーーー!!
そんじょそこらの稲川順二より怖いよ!
蒸し暑い京都も一瞬涼しくなった気がします・・
結果よかったけど、そんな苦しいの私には絶対無理!そえ果最強〜!!
Posted by at 2008年07月19日 11:59
↑とげぞうでした(あまりの恐怖に名前書き忘れ)
Posted by とげぞう at 2008年07月19日 12:00
とげぞうさま
たまたま私が胃カメラに向かないだけだよ、きっと。「他の人はホントにみんな、私みたいにならないんですか?」って先生に聞いたら、「笑いながら検査受ける人もいるくらい」だそうだ。鼻から受けるメリットの一つに、「しゃべれる」というのがあるけど、私は残念ながら一言もしゃべれなかったよ(T_T)先生は検査中呼びかけても帰ってこない返事に「しゃべる気力もないか・・・」ってひとりごちてた。気力の問題じゃなかったんだけど(笑)。
ウチの妹も同じところで鼻から受けたの。楽だった、って言ってたから思い切って私も受けたんだけどねー。でも、大多数の人は楽だと感じるらしいから、とげぞうもきっと大丈夫だよ。
Posted by そえ果 at 2008年07月19日 12:31
私もずいぶん前に胃カメラやったことあるけど、麻酔してもらってたから
起きたら終わってた!!

鼻からのも辛そうだねぇ・・・

でも何ともなくてよかったね!
検査の辛さで具合悪くなったかな?
Posted by nezu at 2008年07月19日 14:28
nezuさま
確かに、検査で具合が悪くなったよ(笑)。でもそれは過去の胃カメラでも感じたこと。
今度胃カメラ必要になった時は、迷わず麻酔打ってもらいます!
Posted by そえ果 at 2008年07月19日 21:00
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